和の間取りに合わせた
2列のカップボード
築50年のお宅をフルリノベーションされたお客様。
カップボードの中央の位置に構造的にどうしても取れない柱があったため、その柱はそのまま残し、カップボードを左右2つに分けました。カップボードの奥行きは、柱の奥行きと揃え900mmに。右側は3段引き出しです。斜め向かいに食洗機があるので、使用頻度の高い食器類はこちらにしまえば、あちこち動き回ることなく片付けができます。キッチンと干渉しないよう、引き出しの奥行きは600mm程度に抑えております。
左側はオープン&2段引き出しです。こちらはキッチンとは干渉しない位置にあるので、引き出し自体の奥行きを可能な限り深くお作りし、収納量をアップさせています。逆にオープンの部分の奥行は手が届くサイズに抑えております。リフォームは取れない柱など、実際に解体してみて初めて分かる予想外の事が起きるケースがございます。オーダーであれば、状況に応じて臨機応変にお作りすることができます。
同じ扉材でキッチンもお作りさせていただきました。